
誠和工業株式会社では、リサイクル率向上をサポート致します。
マテリアルリサイクルが難しい廃棄物も、熱回収と不溶化により、リサイクル可能です。


医療機関、印刷・製版所、プリント基板工場などからは、金銀銅などの貴金属を含む廃棄物・有価物と、廃油や廃プラスチックなどの高カロリーの可燃産業廃棄物と、廃酸や廃アルカリ、脱水汚泥などの不燃産業廃棄物が、同一事業所で排出されます。
スウェットシステムでは、これらの廃棄物を複合的に処理することにより、余分な工程を加えることなく、低コスト・低環境負荷の安全なリサイクルを実現しています。
可燃産業廃棄物の焼却熱を、間接熱交換又は気液接触により利用し、不燃廃棄物を処理します。燃料は殆ど消費しません。
貴金属を回収する過程で不純物は溶融処理され、建材等に利用可能な不溶スラグとなります。埋立による最終処分がありません。
廃液はガス化処理され、処理後の放流水がありません。

焼却熱の回収により、トータル約5トン/時間の水処理が可能です。
水の気化熱から単純計算すると、1時間当たり約11,250MJの廃熱を利用していることになり、灯油に換算すると、約307リットルに相当します。
焼却熱を回収せずに、灯油を熱源に廃水を処理した場合と比べ、稼働率40%として、年間約740トンのCO2を削減することになります。
